入り口はこちら

ひまなので住吉神社まで行ってきた。駅の改札を抜けて階段を下り外に出れば左が神社、右が公園と実にわかりやすい。平日の昼間前なので駅前も閑散としている、それゆえ僕のようなひまそうなおっさんがやけに目立ったりする。鳥居の前ではなにやらお祭りの打ち合わせでもしているのか男衆が30人ほど集まりガヤガヤやっている、よくみるといかつい顔やあきらかにかたぎの人間とは違ったオーラを放つ方ばかりである。

神農さんたちの打ち合わせなのかもしれない。ぼくはしばらく人を待つふりをしながらそれとなく彼らの様子をうかがっていた、やっぱり業界の方なのだろうと思った。それから橋を渡り境内に入るとやっぱり気持ちよいほど人は少ない、ただジャージ姿のおっさんがひとりカメラでやたらパチパチ写真を撮っている。撮るのは自由なのかもしれないがここは神社の中、こういう時はひとこと神様写真を撮らせていただきます、とお断りし撮り終えたらしっかりおれいを述べることが礼儀である。

もちろん口に出さなくてもいい、心の中で言えばいいのである。しかしこのおっさんにはそんな配慮はないようだった。しばらく散策したがやっぱり外国人観光客はここにもいる。本当にどこにでもいる。ペットボトルをもち歩きながら下品に飲んでいたり、さっきのおっさんよりずうずうしく写真を撮っているので遠くから見てもよくわかる。晴れてはいるが梅雨独特のもやっとした空、そして風は湿気でねっとりとしている。

もう帰ろうと駅に向かうと信号のさきに派手な薬局がある、占いもやっているのだろう「占」の看板も掲げられ「入り口はこちら」と書いてある。駅は2回にあるのだが1階が商店街になっておりここにも1件占い屋さんがある。チラリとのぞいたら中に座っていたおばさんと目が合った、白い洋服を着ており上品そうなお方であった。大阪には占い屋さんが多い、いつ頃からだろうか、そう意識するようになると占い屋さんばかり本当によく見かける。

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